べこ Forever

もし生きていたとするならば、今年の6月で17歳。人間でいうと84歳くらいだとか。


一昨年の秋くらいから認知症らしき行動をとるようになり、「あ〜、犬も呆けるんだな。」としみじみ思いました。みんな結構、べこに話しかけたり、うちのかあちゃんが毎日散歩に連れて行ったりしたのですがねぇ。

べこはトイレを忘れてしまい、おむつ生活も1年以上。よくおむつが外れ、朝起きた時や帰宅時にリビングが う○ち まみれの大惨事になっていましたが、かあちゃんはべこを叱ることなく後かたづけ。

かあちゃんの方が帰宅時間が早いので、どうしてもかあちゃんが後かたづけすることになるのです。そもそもべこを飼いたいと言い出したのはあたしなので、もう頭が上がりません。

べこは徐々にヨボヨボになっていき、「今年(2013年当時)の夏は越えられないかも。」と思えるくらい老いていきました。が、実際にはなんとか夏を乗り越えることができました。

しかし、とうとう去年の12月、立っているとヘナヘナとその場に座り込み、しばらく動けなくなるというのを繰り返すようになってしまったのです。

近所の犬が亡くなる前日に、急にしゃがみこんだっきり立たなくなったという話を聞いていましたので、「あ、今夜でお別れかも。」と思ったハマヲは、何時間も身体をなでて別れを惜しみました。

翌朝、昨夜の場所から全く動いていないべこ。とうとう旅立ったんだ・・・。ホントは会社に行きたくなかったけど、休めないので仕方ありません。別れを惜しむように静かに頭をなでると・・・ムクっと起き上がり、元気にリビングを徘徊。


あのヘタり方は何だったんだ!?


まあ、そもそも食欲は落ちてなかったからね〜。ハムとかチーズとか肉とかをあげると凄い勢いで喰らいつきました。もう、危険な野生動物の如し。目も耳も不自由だから、あたしの指ごと喰らいついて離そうとしません!


ぎゃあっ!! それ、あたしの肉っ(指)!!」(ハマヲ)

「・・・まだしばらくは大丈夫そうやな。」(かあちゃん)


しかし、今年の1月下旬、あの卑し系のべこがとうとう何も食べなくなってしまったのです。大好物の刺し身でさえ、一口食べてその場でへたり込み、口を開けようとさえしません。

近所の犬が亡くなる前日に、一切何も食べられなくなったという話を思い出しました。その状態が2日間続いた時、さすがにあたしも、もうダメだと思いました。


「おそらく、もって1月いっぱいだろう。別れを覚悟しておいた方がいい。」(ハマヲ)

「食べられるうちに、もっとべこの好きなおやつをたくさんあげれば良かった。」(かあちゃん)


みずきはずっと泣いていました。


「今のうちに頭をなでてあげな。」(ハマヲ)


翌日、まだかすかに息のあるべこ。ホントは会社に行きたくなかったけど、休めないので仕方ありません。何度も身体をなでて会社に行きました。帰ったらもう旅立ってるかもしれない。でも、その日かあちゃんから訃報はありませんでした。家に帰ると・・・。


「なんかべこがエサにがっついてるねんけど。」(かあちゃん)


あの、「最後のひと葉が散ったらあたしも死ぬのよ・・・。」的な衰弱ぶりは何だったんだ!?


「・・・なんかまだ大丈夫そうだねぇ。」
(みずき)


というわけで、べこはまだ生きてます。ていうか、ヨボヨボながらも元気に徘徊し、よくう○ちをまき散らしてリビングを汚染し続けています。


「おむつ代くらい、かあちゃんが稼いだる。どんなに迷惑かけてもいいから、長生きせぇよ。」(べこに話しかけるかあちゃん)


一番困らされているはずなのに、そのセリフが言える かあちゃんってすげえ・・・。


ひょっとしたら、べこは17歳の誕生日を迎えられるかもしれません。でももう昔のように一緒に遊ぶことはできませんし、あたしらのことさえも忘れてしまっていると思います。

それでも、よくあたしやかあちゃんのひざの上で眠るべこを見ていると、この時間もべことの生活のワンシーン(犬だけに)なんだなと思ったりします。

ハマヲは、スケートに時間を割きすぎて、もうちょっとべこと一緒にお出かけすればよかったと、少しだけ後悔しています。

犬と暮らしている方、今のうちにいっぱい遊んであげてくださいね〜。


おしまい。




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プロフィール

九十九里ハマヲ

Author:九十九里ハマヲ
写真提供:あらたさん

  
水泳にハマりました。でも、行きつけのスポーツクラブの急激な値上げのため、やめました。

クロダイ釣りにハマりました。でも、めったに釣れないのでやめました。

木工にハマりました。でも、作ったものを置く場所がなくなってきたのでやめました。

スポーツカイトにハマりました。でも、競技人口が少なく、仲間がだんだん来なくなったので、寂しくなってやめました。

インラインスケート(スラローム)にハマりました。技が多彩で奥が深く、何より、たくさんの仲間と出会えました。

いつの日か滑れなくなってしまうその日まで、あるいはもっと打ち込めるものに出会ってしまうその日まで、今はただ、

ウィールにのって、いけるとこまで・・・。


光が丘カップ

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