やいと

肩と首がこって、指先にしびれが出始めました。

仕事が忙しくて、かかりつけの接骨院にも全然行けず、つらい状態で大阪出張。今回はみずたまどもを連れてなので、いつもより疲れました・・・。あ、かあちゃんは留守番です。ゆっくり休んでもらおうと思ったのさ〜。

じいちゃんばあちゃん(あ、父と母です)とみずたまを連れて、釣りに行ったり、買い物に行ったり、親戚めぐりをしたり。

疲れ果てて家でぐったりしていると、ばあちゃんがマッサージしてくれました。フツー逆だろ・・・。

しかし、よっぽどコリがひどいのか、揉みほぐせないようです。するとばあちゃんが、おもむろに怪しげな雰囲気の箱を取り出してきました。なんだろ?


「“やいと” すえたろ。」(ばあちゃん)


・・・いや、いいです。


“やいと” って、あんまり聞かない言葉になりましたが、お灸のことですね。念のため。

ハマヲが子供の頃は、ばあちゃん(母です)がよくおばにやいとをすえてもらっていたのを覚えています。

昔は “もぐさ” を直に背中に置いて、線香で火をつけるやり方が主流。すると、真っ赤に燃えさかるもぐさが徐々に肌を直接焼いていく・・・。

やいとの跡は、かさぶたなのか、皮膚が黒く焼け焦げているのか、よくわからない状態。うげ〜っ!

子供心にハマヲは、「これ、一種の拷問やん。」と恐れおのののか状態でした。

いくら肩がこっても、あんな野蛮な民間療法に頼りたくね〜ぜ! と思っていると、


「“せんねん灸” やから熱くないで。」(ばあちゃん)


なんと! あのばあちゃんがせんねん灸に転向したとは・・・。苦行僧のように、拷問やいとにこだわり続けているとばかり思ってたぜ〜。

ハマヲは以前、ある接骨院でせんねん灸をやってもらったことがあるのです。せんねん灸は、ほんのちょっとチクっと熱くなるだけで、やけどもせず、もちろん跡もつきませんでした。結構、気持ちがいいのです。


「じゃあ、よろしく。」(ハマヲ)


手際よく準備するばあちゃん。コリのひどいポイントが左右合わせて10か所。火をつけると、徐々にあったかくなってきました。ところが・・・


ん? ・・・あつあつあつあつっ!!


めちゃめちゃ熱いやんっ!!!(怒) これはもはや、あたしの知っているせんねん灸ではないっ!


「いや、せんねん灸やで。」(ばあちゃん)


と、あたしが熱がっていることを気にもとめず、どんどんお灸に火をつけるばあちゃん。


「あつあつあつあつっ!」(ハマヲ)


「熱くないっ!」(ばあちゃん)


いや、熱いんだって・・・(泣)


熱さはすぐに痛みに変わり、その後すぐにかゆみに変わるのです。10個のお灸につけた火は、それぞれ時間差で熱さのピークを迎えるため、熱い・痛い・かゆいが同時並行。


「あついあついっ! いたいいたいっ! かゆいかゆいっ!」(ハマヲ)


「うるさいな〜。男の子やろ、我慢せいっ!」(ばあちゃん)


みずたまどもが嬉しそうです。普段、口うるさいとうちゃんが苦しんでいるのが、そんなに嬉しいかっ!?


「おまいらも九十九里に帰ったら、やいとすえたるからな〜っ!」(大人気なく子供を脅すハマヲ)


10個の辛抱だ、と熱さに耐えるハマヲ。しかし、先ほど終わったと思った箇所も、また熱くなってきました。どうやら、同じ箇所に何個もお灸をすえているようです。一体何個お灸をすえるつもりなんだ!?


「1つのツボに3個ずつ。」(ばあちゃん)


ってことは、10✕3個=30個も・・・(泣)


あまりにも熱いので、せんねん灸の箱の説明書きを見るハマヲ。すると・・・


うをぉっ! これ、熱さのレベルが5段階で最高クラスのやつやないか〜っ!!


「ばあちゃんっ! 初心者は熱さのレベルが一番低いやつから使えって書いてるやないか〜っ!!」(ハマヲ)


「・・・そうかね。」(ばあちゃん)


「しかも、熱さを感じたら我慢せず、すぐに取り外すようにって書いてるやないか〜っ!!」(ハマヲ)


「・・・そうかね。」(ばあちゃん)


「さらに、初心者はお灸をすえるツボは1〜3か所までで、1か所に1個のお灸から始めましょうって書いてるやないか〜っ!!」(ハマヲ)


「・・・そうかね。」(ばあちゃん)


・・・そうかね。 やないわ〜っ!!!!!(怒)


「でも、やけどしてへんやろ? 赤くもなってないし、大丈夫や。あんたはホンマに大げさやな〜。」(ばあちゃん)


まあ、ばあちゃんは、あれより熱い拷問やいとを何十年もやってたからねぇ・・・。さすが、戦前生まれ。


で、効果はあったのか?


それがよくわからないんですよ〜。熱いのを我慢すると、ストレスになるから良くないとも書いているし。ただ、次の日はしびれが軽くなった気がしないでもないかも・・・。

なので、九十九里に帰ってから、amazonでせんねん灸をポチっちゃいました。もちろん、熱さ控えめのやつをね。



おしまい。





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プロフィール

九十九里ハマヲ

Author:九十九里ハマヲ
写真提供:あらたさん

  
水泳にハマりました。でも、行きつけのスポーツクラブの急激な値上げのため、やめました。

クロダイ釣りにハマりました。でも、めったに釣れないのでやめました。

木工にハマりました。でも、作ったものを置く場所がなくなってきたのでやめました。

スポーツカイトにハマりました。でも、競技人口が少なく、仲間がだんだん来なくなったので、寂しくなってやめました。

インラインスケート(スラローム)にハマりました。技が多彩で奥が深く、何より、たくさんの仲間と出会えました。

いつの日か滑れなくなってしまうその日まで、あるいはもっと打ち込めるものに出会ってしまうその日まで、今はただ、

ウィールにのって、いけるとこまで・・・。


光が丘カップ

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